2018 FONDO
あ
そ
び
か
た
大将棋とは?
大将棋は鎌倉時代に指されていた将棋で、 その名前からわかるように現在の将棋と比較して、 駒の数、種類が多く、将棋盤のサイズも現代将棋は9×9に対して、 大将棋は15×15と大規模になっています。 また、相手の駒を取っても自分の 持ち駒として再度使用できない点や、 「獅子」に関して特殊なルールが 存在するなど、現在の将棋とは 異なる魅力を持ったものと なっています。
ルール
将棋の盤(15マス×15マス)の上に、 自分(手前側)の陣地、対戦相手(奥)の陣地に配置された手駒を 交互に移動させて相手の駒を取り合います。これを繰り返して 最終的に相手の王将、または太子を先に取れば勝ちとなります。
画面の説明
盤面の動かし方
画面を指先でピンチすると盤面を拡大することができます。 拡大された状態で盤面をスワイプすると、その方向に盤面をスクロールさせることができます。
駒の動かし方
自分の手番の時に、動かしたい駒をタップすると移動できる範囲が表示されます。 一段明るく表示されている範囲は、その駒が移動できる場所です。 一段暗く表示されている範囲は、本来は移動できるが自分の駒や 相手の駒があるために移動できない場所です。
駒一覧
投了
負けと判断した場合、投了ボタンを長押しすることで投了することができます。
環境設定
盤面デザインの変更
将棋盤のデザインを3種類の中から変更できます。最初は自陣、敵陣が色分けされている初心者用となっています。
駒デザインの変更
駒のデザインを4種類の中から変更できます。最初は通常の駒となっています。
効果音のON/OFF
効果音のオン、オフを設定します。通常はオンとなっています。
BGMのON/OFF
BGMのオン、オフを設定します。通常はオンとなっています。
持ち時間のあり/なし
持ち時間のあり/なしを設定します。通常は秒読み1分となっています。
※設定によってネット対戦時のマッチング状況が変わります。
大将棋の基本ルール
大将棋は将棋のように盤上に置かれた、自分と対戦相手の お互いの駒を交互に移動させていき、先に相手の王将/玉将(及び太子)を取った方が勝ちとなります。
将棋と違い、取った相手の駒を自分の手駒としては使えません。
また、相手に太子の駒がいる場合は、相手の王将/玉将だけでなく太子の駒も 取らないと勝ちとはなりません。
太子ルール
太子は最初から配置されている駒には存在せず、酔象が成ることで太子に変化します。 太子は王将/玉将と同じ役割を持つため、万が一、自軍の王将/玉将を取られた場合でも負けとはならずゲームを 続行することができます。 これは相手にも言えることで相手に太子がいる場合、相手の王将/玉将を取っても勝ちとはなりません。
獅子ルール
「獅子」という駒は非常に強力で、早々に取られてしまうとその後の展開が味気ないものになってしまう ことから、特殊なルールが定められています。 (ルールに関しては中将棋に準じています。)
「獅子」という駒は自陣に一つ存在していますが、「麒麟」という駒が 相手の陣地(5段目)に到達して成った場合も、「獅子」になることが できます。「麒麟」も自陣に一つ存在しています。
【先獅子】
先手が①の手で、角行で相手の獅子を取った場合、後手はすぐに②の手で、 桂馬で先手の獅子を取ることが出来ません。
【足のある獅子は獅子で取れない】
①後手の獅子の駒には、角行が守りで利いている(獅子の駒を取ったとして も、角行で取り返されます)。こうした利いている駒がある状態を 「足のある獅子」と言います。足のある獅子は獅子の駒で取ることが出来ないため、 ②の手で、先手の獅子は後手の獅子を取ることが出来ません。
【獅子かげの足】
次が後手番の場合、後手の獅子は先手の獅子を、本来であれば取ることが できるはずですが、先手の獅子には後手の獅子をまたいで間接的に角行が 効いています。したがって、後手の獅子は先手の獅子を取ることが出来ません。
【獅子の付け喰い】
①先手の獅子は後手の獅子を取ることができますが、②併せて獅子との間にある 銀将の駒も取ることが出来ます。
【獅子の足より付け喰いが優先される】
「足のある獅子は獅子で取れない」という前述のルールは「付け食い」が優先されます。 下図で、後手の獅子には飛車が横に利いており、獅子に足がある状態だが、 先手の獅子はそれにかまわず、①銀将→②獅子の順番で駒を取ることが出来ます。